2023/02/01
News Release
報道関係各位
2023年2月1日
株式会社エス・ピー・ネットワーク
人事・労務担当者必見!労務のポイントを総点検
『まるごと点検@労務コンプライアンス』を提供開始
法令以上の取り組みを行い、企業価値向上へ
企業の危機管理を総合的に支援する株式会社エス・ピー・ネットワーク(本社:東京都/代表取締役社長:熊谷信孝)は、2023年2月1日から『まるごと点検@労務コンプライアンス』を提供開始します。ヒアリングなどを通して、労務コンプライアンスに関する取り組み状況を点検します。
当社は会員制をとっており、原則として会員企業以外へのサービスは行っておりませんが、今回はより多くの企業に関心を持っていただきたいとの思いから、非会員企業へのサービス提供も実施します。
22年に改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)がすべての企業で適用され、22年4月、22年10月、23年4月で育児・介護休業法が3段階で改正施行されるなど、労働関係法令は毎年のように改正されています。
元々、労働関係の法律は労働基準法、労働契約法、労働安全衛生法など多岐にわたります。そのうえ、近年の労働関係法では、国が目指すべき方向性を法律で示し具体的な方法は企業に任せられている「政策立法」に変化しており、どのように対応すべきかが画一的でなく、担当者を悩ませています。
当社が考える「労務コンプライアンス」とは、法律の義務を守るだけでなくモラル等も遵守し、法律の努力義務や国の推奨事項についても真摯に対応し、さらに社会からの要請に広く応えるための攻めの取り組みを通じて、選ばれる企業を目指すというものです。
本サービスでは、各種法令やIPOの審査項目、コーポレートガバナンス・コード等の根拠に基づき、「労務コンプライアンス」の取り組み状況を「規定面」「運用面」「必須項目」「任意項目」の4つの観点で総点検します。
規定面 | 運用面 | 必須項目 | 任意項目 |
---|---|---|---|
就業規則等の社内ルール | 体制整備や運用実態 | 法令遵守(「守り」の視点) | 自主的取り組み(「攻め」の視点)※1 |
※1:法令で義務化されたレベルを超えたもの(法令の努力義務、IPO独自の審査項目、企業価値を高めるための取り組み、経営者の姿勢等)
各社のお悩みや状況に応じ、以下の10のテーマのうち、気になるテーマを選んで点検可能です。
<テーマ一覧>
1.経営トップの姿勢 | |
トップメッセージの発信、方針の明確化、人的資本開示、改善姿勢等 | ヒアリング:約1時間 |
2.規程類の整備・労働条件の明示 | |
就業規則の記載項目と手続き、過半数代表者(過半数労働組合)の設定、労働条件の明示、求人情報等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約2時間 |
3.勤務時間管理(休憩・休日含む) | |
勤務時間管理(テレワーク・副業・兼業含む)、36協定、変形労働時間・裁量労働制、管理監督者、長時間労働防止策等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約2時間~(※) |
4.休暇・休業(年次有給休暇、育児休業等) | |
年次有給休暇(通常の付与と比例付与の線引き、使用者の時季指定義務、管理簿の記載、自由利用の原則等)、育児・介護に係る休業・休暇、その他の休暇等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約2時間 |
5.賃金・退職手当 | |
賃金の定義、賃金支払5原則、割増賃金、固定残業代等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約2時間30分 |
6.多様な働き方・多様性のある職場づくり | |
パートタイム・有期雇用(同一労働同一賃金)、派遣労働者、シフト制、男女共同参画、仕事と家庭の両立、高齢者・障害者雇用、海外赴任者等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約1時間~(※) |
7.ハラスメント防止対策 | |
規程の記載項目、防止に関する周知(研修)、相談体制等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約1時間30分 |
8.労働者の安全・健康 | |
安全衛生管理体制、健康診断、ストレスチェック、情報管理等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約2時間~(※) |
9.労働者の定義・管理 | |
委託契約と労働契約の違い、兼業・副業、懲戒処分、退職等 | 規程等の事前提出:有り ヒアリング:約1時間 |
10.労働保険・社会保険 | |
被用者保険の適用範囲、保険料の支払い、法改正対応等 | ヒアリング:約1時間 |
(※)業種、採用している制度等によって、変動します。
本サービスは、各種法令、判例、行政通達(努力義務や推奨事項を含む)、IPOの審査項目、コーポレートガバナンス・コード、経済産業省の検討会報告書等の様々な根拠に基づき網羅的に点検します。点検を通して自社の取り組み状況について、法令に対応できているか、運用に不足はないかなどを見直すことができます。
全ての点検項目について根拠が明確であるため、社内の報告にも活用できるほか、新規上場(IPO)を目指す企業の労務デューデリジェンス(※2)にも有効です。特にIPOでは、IPO準備会社を取り巻く関係者が多いため、根拠が明確であれば点検結果を関係者に共有する場面でも説明しやすくなります。
※2:労務デューデリジェンス…労務分野で企業が抱えるリスクや価値を把握する調査のこと
<診断結果は分かりやすいレーダーチャートでご報告します>
「SPクラブ」とは、当社が主催する継続的な危機管理体制の構築を主目的とした会員組織です。当社のサービスの利用には基本的に「SPクラブ」への入会が前提となります。詳細は下記のお問い合わせ窓口までご連絡ください。
株式会社エス・ピー・ネットワークは、1996年に創業した企業危機管理の専門会社です。反社会的勢力排除を始め、法務・広報からITに関する企業危機管理コンサルティングのほか、危機管理の実践対応や身辺警備など、企業に多彩な危機管理ソリューションを提供しています。
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